【読者さまの声】薬膳の食材を買える所も細かい説明があるから作れそう

【読者さまの声】薬膳の食材を買える所も細かい説明があるから作れそう

2022年6月8日

医療や食やセラピーの現場で、自分や家族の不調に何を食べたらいいのか迷う患者さまやクライアントさまに、やさしい家庭薬膳レシピを提案できる人材を育成して14年になります。 きっかけは、肺がんの放射線の通院治療で体内の呼吸器に火傷を負った父に、実家で炎症を癒す料理を考えられなかった会社員当時の後悔でした。 父が他界した後この苦い経験を糧に薬膳を学び、勤めを辞して2008年に《薬膳の専門家》を養成する薬膳スクールを開校して現在に至ります。 《薬膳の専門家》を育てる【ナチュラル薬膳生活Ⓡ学び舎ブログ】

2022年5月30日♊双子座新月に出版した電子書籍アマゾンKindle版『薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.5 梅雨 季節薬膳』に寄せられた「読者さまの声」。

とても嬉しく拝読させて頂いています。

薬膳はテーマにぴったりな薬膳素材となる食材を選んで作る食事療法です。

でも薬膳を作るのにそれらの食材をどこで買ったらいいのか、薬膳の初心者さまは悩むことが多いです。

そんな読者さまから食材選びの細かいところまで説明があるので嬉しいという声を頂きました。

このうち、「【読者さまの声】薬膳の食材を買える所も細かい説明があるから作れそう」は、貴重なコメントでした。

電子書籍『薬膳生活レシピ開発BOOK』季節薬膳シリーズとは

薬膳生活レシピ開発BOOK 季節薬膳シリーズ』は、昨年2021年8月8日♌獅子座新月「開校13周年記念日」に照準を合わせ、会員である修了生さん達と一緒に「夏版」から作り始めた「五行の季節薬膳の電子書籍出版プロジェクト」の結晶です。 薬膳は料理ではなく、中医学に基づく食事療法であることをやさしく社会普及するのが目的で出版しました。 だから、難しい中医学の専門用語はなるべく使わずに、誰でもカンタンに季節の不調を予防ケアする薬膳レシピを開発出来るように工夫されています。

五季の薬膳生活レシピ開発BOOKシリーズ

今回頂いた読者さまの声は、春・梅雨・夏・秋・冬の5つの季節特有の不調に対する予防とケアの各巻の中から、第5巻梅雨版についてのレビューです。 どの巻にもテーマの季節のレシピ例を示している第2章には、分量や作り方だけでなく、レシピ一つひとつに補足ポイント」を説明しているのが特色。 レシピによっては、読者さまにお役に立てばとちょっと珍しい食材や加工食品については、調達先もご紹介しています。

読み飛ばさないで欲しい「補足ポイント」読者さまのために細かく情報提供

薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.5 梅雨 季節薬膳』にレビューを寄せて下さったAmazonカスタマー様によると、梅雨の薬膳といっても食材がどこで買えるのかなと疑問に思っていたら、その答えが書かれていたので、これから自分も作れそうと思ったとのこと。 季節の薬膳レシピ開発BOOKシリーズでは、薬膳を全く学んだことがない人でも、手に入れやすい食材で食事療法の目的に合わせて開発できるよう、かなり気を遣って書きました。 だから読者さまが自分が買える食材で作るなら、「薬膳を作れそう」と感じでくださったことがとても嬉しかったです。

梅雨版Amazonカスタマーレビュー

各巻の季節の薬膳レシピ開発BOOKシリーズの第2章には、季節の典型的な4つの不調に対してレシピ5例、全部で20レシピ例が載っています。 それぞれのレシピには、「やさしい薬膳理論の魔法の3ステップ」「材料」「作り方」「補足ポイント」「薬膳レシピ解説」「レシピ誕生秘話♪」が記載されているのですね。 補足ポイントには、薬膳生活をより豊かに彩るヒントが含まれているので読み飛ばさずに、 レシピによって「補足ポイント」に書かれている補足説明は異なります。 読者さまにお勧めの薬膳素材となる加工食品のメーカーさんや小売店さんがあれば、著者と同じく美味しく食べて欲しいので、ブランド名や店名をご紹介している場合があります。 だから、例えば、梅雨の季節薬膳であれば、浮腫みケアのお料理ね、と材料と作り方だけぱっと見て調理だけするのではもったいないです。 補足ポイントをよく読むと、食材がどこで買えるかや、代替にどんなものを選んだらよいか、扱ううえでの注意点は何か、などを細かく記したからです。 第2章の梅雨寒の冷え性の予防とケアのカテゴリーから、「鶏肉とオクラのスープカレー」を例に挙げてみましょう。 鶏肉とオクラのスープカレー 材料にチリパウダー、ガラムマサラとありますが、これらは日本ではまだ少し特殊な加工食品の香辛料ミックスです。 を温めるチリ(唐辛子)や、血行を良くするターメリックのほか、様々な香辛料が含まれています。 ガラムマサラはインドのスパイシーな香辛料を複数配合したもので、体を熱くする薬膳素材が多く含まれています。 配合されるスパイスの種類や量に特に決まりはないので、インドの各家庭によってガラムマサラが異なればまた料理の味も違ってくるのでしょう。 インドからヨーロッパや日本に伝わったカレーは、ガラムマサラが入っている本場インドのカレーとは異なるアレンジバージョン。 ガラムマサラは日本でもメーカーや輸入品よって配合が違いますから、出来上がった薬膳カレーの味は使うスパイス調味料によって違ってきます。 このためこのレシピの場合は読者さまがわたくしと同じ味のスープカレーを楽しみたい場合に分かるように、補足ポイントに富澤商店(TOMIZ)さんで購入したことを付け加えました。 もちろん、どちらのご家庭にも好みのカレー粉やカレールーがあるでしょうから、好みのものを使用しても梅雨時の冷えを改善する効果に変わりはないことを書き添えています。 それからご紹介したレシピのスパイス類の量では結構辛いので、お子さんや辛い物が苦手な方には、量を減らすか、使わない方がよいことについても併せて記載しています。

まとめ【読者さまの声】薬膳の食材を買える所も細かい説明があるから作れそう

今回は薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.5 梅雨 季節薬膳』に寄せて頂いた読者さまの声の中から、本で紹介されているレシピを作るのに食材がどこで買えるのか書いてあるので自分も作れそうと頂いたコメントをご紹介させていただきました。 季節の薬膳生活レシピBOOKシリーズ全5巻には、春・梅雨・夏・秋・冬、それぞれの季節で起こりやすい不調を予防ケアするためのレシピ例が収載されています。 このうち、梅雨版を読んでくださった読者さまは、これまで梅雨の季節の薬膳といっても食材をどう手に入れるかよく分からないと感じていらしたようです。 その点、『薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.5 梅雨 季節薬膳』では、この季節の薬膳作りに際して細かいところまで食材がどこで手に入れられるのか書いてあるので、梅雨の食卓を彩る食材を選びやすくなったと感じてくださったとのこと。 こうした薬膳の食材の調達先や、薬膳素材の扱い方など、各レシピの材料や作り方の部分で書ききれなかったことは、「補足ポイント」で追加説明をしています。 例として第2章の「梅雨寒の冷え性を改善する薬膳」のカテゴリーに含まれている「鶏肉とオクラのスープカレー」を取り上げ、使われているスパイス類はTOMIZさんのもの、辛い物が苦手な場合は、スパイスの量を調節してほしいことなどを紹介しました。 薬膳レシピ開発BOOKは、薬膳料理のレシピ本ではなく、自分で薬膳レシピ開発したい読者さまのための実用本。 ですから、薬膳レシピ例の材料や作り方だけでなく、今回レビューをくださった方のように、自分で薬膳の食材を選んでオリジナルの季節薬膳作りにチャレンジして頂ければ幸いです。 須崎桂子けいてぃー♪ 参考文献: 須崎桂子・中山絵理・沼田香余・川原明名・浅野美穂著 薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.5 梅雨 季節薬膳]]>