
医療や食やセラピーの現場で、自分や家族の不調に何を食べたらいいのか迷う患者さまやクライアントさまに、やさしい家庭薬膳レシピを提案できる人材を育成して14年になります。
きっかけは、肺がんの放射線の通院治療で体内の呼吸器に火傷を負った父に、実家で炎症を癒す料理を考えられなかった会社員当時の後悔でした。
父が他界した後この苦い経験を糧に薬膳を学び、勤めを辞して2008年に《薬膳の専門家》を養成する薬膳スクールを開校して現在に至ります。
《薬膳の専門家》を育てる【ナチュラル薬膳生活Ⓡ学び舎ブログ】
ナチュラル薬膳生活柏本校サロンは千葉県の柏駅から徒歩7分で、東京首都圏から交通アクセスがとても便利な場所にあります。
しかし国内でも北海道やヨーロッパのように遠くにお住いの生徒さん達は、簡単に柏本校サロン教室に来ることができません。
それでも「ナチュラル薬膳生活専門家養成コース」をZOOMオンラインで学べるシステムを確立したので、遠くの生徒さまと一緒に工夫しながら楽しく学びを深められるよう改善を重ねています。
今日はちょうどそんな海外在住の生徒さまの一時帰国に合わせて、薬膳素材の教材を一式、その方のご実家のある関西地方に発送しました。
そこで今回のテーマは、「薬膳素材が届くオンライン薬膳レシピ開発の調理レッスンで《薬膳の専門家》を目指そう」です。
この配送準備の様子や遠くても本格的な薬膳調理が学べることをお伝えいたしますね。
動画は3:49です。文字情報でお読みになりたい場合は、続きをどうぞお読みくださいね。
教材の薬膳素材やテキストの書籍は海外在住の場合、お住いの国によって国際郵便に対する税関の手続きや検閲が違います。
このため都度伺いながらお送りするかしないかも含めて、ご実家にとりあえずお送りするかなど事前に話し合って対応をご相談させて頂いています。
※2022年7月から海外在住の生徒さまへ薬膳素材は配送していません。国によって食品に関する輸入規制が異なるためです。
国内の場合は事前に薬膳素材の一部をこちらから調理レッスンの前にお送りして、ZOOMオンラインを通じて一緒に実習を行っています。
海外からZOOMオンラインで学ぶ場合は地元食材で代わりの薬膳素材選びをアドバイス
海外に住んでいて「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」の専門家養成コース【前期】薬膳基礎コースや【後期】薬膳応用コースを本格的に学ぶのは可能です。
例えばヨーロッパ在住の生徒さんはお住いの国の税関の手続きを予め教えてくれたので、先に薬膳テキストや、乾物の薬膳素材を一部先に送りました。
でも、日本から海外発送の教材を送る時にはいろいろ気を付けなくてはいけないことが多いです。
そしてまだもう少しお送りしておきたい薬膳素材がありました。
それらに関しては生徒さまが今月からおよそ3週間帰国されるので、ご実家に送ってほしいとリクエストをいただいたのですね。
今日はそのパケットをこんな風にお送りした次第です。
2020年初めから本格化したコロナ禍のため、なかなかご帰国が出来ずに、お住いの海外ではお子さんがこの秋から大学生になることが決まったそうです。
ですから、大学が始まる前に日本のおばあちゃんに会わせたいとお子さんとご一緒の一時帰国なのだとか。
間もなく季節薬膳の調理例の食材入りのパケットが届くので、ご滞在中にご家族のため、ご自身で家庭薬膳をアレンジして是非ふるまって頂きたいと願っています。
海外から薬膳コースで学ぶ際に時差や距離の問題があっても大丈夫。
薬膳生活のオンラインスタディーグループで質問し放題です。
毎月ZOOMオンライン交流会があるのでその際にリアルタイムで質疑応答をすることもあります。
理論レッスンも調理レッスンも受講中は期間限定で録画視聴して、何度も繰り返し理解を深めることが出来ます。
理論や調理のレッスンに関係がある中医学の理論は、オンラインで復習問題を解く学習システムがあります。
だから、レッスンとレッスンの間が空いてしまうと勉強しなくて学んだことを忘れてしまう・・・
という従来型の学びの弊害を取り除くことが出来ました。
自分が住む国で手に入る食材で季節薬膳を作ったら、オンライングループで投稿して薬膳ライフコーチや仲間達からコメントがもらえるので、薬膳レシピ開発の実践力を養えます。
例えば、牛蒡(ごぼう)のように海外では手に入らないデトックス系の薬膳素材であれば、その代わりにとうもろこしやズッキーニなど、何が使えるか一緒に考えたりアドバイスしています。

だから、日本国内の通学の生徒さんも、日本国内のオンライン受講の生徒さんも、海外のオンライン受講の生徒さんも同じように薬膳生活が身について、薬膳レシピ開発力を養えるシステムになっています。
国内なら薬膳素材が手元に届きオンラインで一緒に調理レッスンを受けられる
たとえ国内で柏から遠い地域に住んでいても、理論も調理のレッスンもご通学と同じように楽しく分かりやすく受講できます。
例えば北海道の生徒さまと柏の生徒さまが、ZOOMオンラインと教室対面で同時にハイブリッドでレッスンを受講するようなこともあります。
この場合は、遠方にお住いの生徒さんに予め調理レッスンの前に、先にご紹介したのと同じように薬膳素材をレターパックでお送りします。
生徒さんはある程度その他に必要な食材を揃えれば、自分のキッチンで一緒に学ぶことが出来るのでとても便利。
お互いに離れている生徒さん同士が距離に関わらず一緒に学べることで、お互いに刺激し合い向上することにもつながるのです。
教室での対面レッスンではコロナ感染症の予防対策として、マスク着用で理論や調理のレッスンを行っています。
でも画面の向こうの生徒さんは、感染症の心配なしに受講できるので安心。
しかもまだ2歳の小さなお子さんがいらっしゃるので、受講中はベビーシッターさんに預けて受講されていました。
理論も調理も通学とそん色なく学べる薬膳コースのZOOMオンラインレッスンは、距離の問題だけでなく、子育てで制限のあるママの勉強時間を捻出するのにもお役立ちなのです。
まとめ 薬膳素材が届くオンライン薬膳レシピ開発の調理レッスンで《薬膳の専門家》を目指そう
今回は「薬膳素材が届くオンライン薬膳レシピ開発の調理レッスンで《薬膳の専門家》を目指そう」をご紹介させて頂きました。
ナチュラル薬膳生活専門家養成コースで《薬膳の専門家》を目指したいと思った方が、遠方でも薬膳レシピ開発力を磨くための薬膳調理実習を通学と同じように受けられる仕組み。
それが、薬膳素材が届くオンライン薬膳レシピ開発の調理レッスンです。
例え海外で通関の問題があってうまく届けられなくても、オンラインラーニングシステムを使って密に連絡が取れるから、学びの迷子にはなりません。
お住いの海外の現地事情をご相談くだされば、その土地の気候風土に合う食材を使って薬膳の食事療法を創意工夫すればよいのです。
こうしたオンライン調理レッスンの生徒さんの様子をお伝えすべく、海外、そして国内の遠方にお住いの生徒さんたちの学びの様子や、実際にお送りしている薬膳素材のパケットをご紹介させて頂きました。
では薬剤師を薬膳の専門家に育てているナチュラル薬膳生活の知恵が、みなさまの健康から生まれる幸せな暮らしのお役に立てば幸いです。
《薬膳の専門家》として自分も人も幸せにしたい意識の高い皆さんも一緒に学んでいらっしゃいますので、今回の話題を是非活用してくださいね。
須崎桂子けいてぃー♪]]>