理念・ご挨拶
量子東洋医学コーチ須崎桂子けいてぃーです。
宇宙と調和して共に魂の成長を目指す仲間として、「けいてぃー」の愛称で呼んでください。
理念は、「健康と幸せは、宇宙全体と調和する体・心・魂に宿る」です。
ここで言う宇宙は、科学的な量子力学と東洋医学に共通する視点でとらえた森羅万象。
目に見えるモノ、目に見えないコト、ありとあらゆる事象を含み、人智を超えた多次元のセカイです。

健康と幸せに溢れる理想のセカイ
会社勤めをしていた2005年から、週末に自宅で東洋医学の食べ方生き方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を教え始めて、およそ20年が過ぎました。
自分で中医学理論で薬膳を組み立て、不調を予防改善して未来の健康と幸せを守れるようになる、薬膳実践コースを中心に指導してきました。
これまで、中医学や薬膳に関する東洋医学の本を紙書籍3冊、電子書籍6冊出版しています。

現在は、量子力学と東洋医学を掛け合わせて、薬膳生活を含め、「量子東洋医学」のより広い視点にシフト。
宇宙と調和して体・心・魂を整え、健やかに人生目標に向かって進むための、量子東洋医学コーチングも行っています。
生徒さまやクライアントさまの数はのべ200名ほど。決して多くはありません。
本来なら還暦を過ぎるころには、のべ2000人以上に、薬膳生活や東洋医学を伝えていたはず。
今さら自慢にはなりませんが、集客はあまり得意ではありませんでした。
理由はこの後、恥を忍んでさらけ出すことになる・・・わたくしの潜在意識のせいでした。

しかし今も時折、(けいてぃーとの学びを通じて)「仕事や家庭で自分と人の健康を守っています。」と、ご縁を結んだ皆さんからお知らせが届きます。
時空を超えて近況を伺えるのは、とても幸せなこと^^
東洋医学の知恵を進化かつ深化させて仕事を続けられる今、この一瞬一瞬、刹那(せつな)に感謝して過ごす毎日です。
そして年齢を重ねるほど輝く未来が待っている肌感覚が増す中で、
仲間たちと共にそれぞれが得意な領域で自分も人も幸せに生きるための「場」を創るべく、
量子東洋医学研究所コミュニティ活動も始めています。
最初にこの道に入ったのは、東洋医学の宇宙観を、薬膳の本で読んで強く惹かれたからです。
春の突風のように、実家の両親を襲った病(やまい)が分かり、愛する父が亡くなった直後でした。
その本には、宇宙の法則・自然の摂理に調和する食べ方や暮らし方で、季節変化や老化に備えて健康を守ってきた先人の知恵が紹介されていたのです。
わたくしの父は2003年の春に肺がん発覚後、同年のクリスマスイブに亡くなりました。
当時は放射線の治療中、胸に焼けつくような痛みを訴える父に、どんな食事を作ってあげたらいいのか分からず、実家の台所で途方にくれたものです。
熱ければ冷やす、乾いていれば潤すといった中医学理論の薬膳実践法、東洋医学の陰陽バランスの整え方を、わたくしがまだ知らなかったころでした。

母は父のがん告知の直後、まだ父が生きているのに自分の将来を悲観してか、父が病気なのに食事作りはおろか、家事一切を放棄。
極度のうつによる無気力症候群、それに伴う摂食障害に陥りました。
数日で急激に痩せた母は、皮膚が象のように垂れ下がり、がんに罹っていた父が気をもむ事態に。。。
父が逝った後、別人のようになった母は、身の回りのことがますます出来なくなり、介護施設に入居。
うつ状態でほとんど口をきかなくなり、2024年秋に父のもとへ旅立ちました。
父と母の晩年に接して抱くようになった願望、「健康と幸せに溢れる理想のセカイ」を創りたい!!!
この想いは年を追うごとに、強く大きく膨らんでいきます。
願望実現への道は、まず自分を健康で幸せにするところから始まりました。
そして、家族や周りの人たち、さらに世の中に向けて、実践や発信を通じて分かち合っています。
東洋医学、東洋思想哲学、薬膳、導引養生功、太極拳、ヨガ、心理学、メディカルハーブ、栄養学、生理学、量子力学など、
体・心・魂の健康と幸せに役立つさまざまな知識と実践法を研究してきました。
特に、父のがん治療中の食事療法と母の摂食障害に関わったので、中でも中医学の食事療法、薬膳を最初に深めることになります。

食事は、魂の器である体の土台を支え維持するのに欠かせない、日々の営みです。
まだ生きられる寿命が残っているはずなのに、体が壊れてしまったらどうでしょう。
せっかく地球上に生まれて来たのに、人生の夢・使命・仕事を果たせなくなります。
あなたは、ご存じですか?
東洋医学ではわたくしたちが暮らす自然界の大きな宇宙に対して、体を小さな宇宙と捉えています。

大きな宇宙の一員として、一人ひとりが自分の小さな宇宙を食事と生活で守れたらいいのに。
誰もが健やかに人生目標を実現する活動を続けられて、充実した人生を過ごせるといいのに。
そのためにも、健康と幸せに溢れる理想のセカイを創りたい。
実現への道は薬膳生活から始まり、東洋医学と科学の掛け合わせを経由して、永遠に続いていきます。
東洋医学にそっくりな量子力学の宇宙観
父のがんの知らせは、結婚して実家を出てひと月も経たない早朝、母からの電話でした。
新婚ほやほやで、まるで朝日が永遠に天高く昇り続けるような、幸せ気分に浸っていたときです。
浮かれた気分は突然の稲妻に引き裂かれ、真っ暗な奈落の底にガラガラと音を立てて崩れ落ちました。
父が他界して時間が経っても、精神を病んだ母は元の笑顔に戻りません。
平々凡々で幸せだった両親の暮らしが、あっと言う間に消え去ってしまったショック。
この現実を、しばらく受け入れられませんでした。
誰にでもいつかは訪れる老化や、自分や周りの人の死への覚悟や、人生目標がないと、人は薄いガラス細工のように、こんなにも脆く壊れやすいなんて。

両親の晩年を目撃して、人生が薄氷を踏むように危いことを思い知るとともに、有限の人生の意味を自問し続けるようになりました。
そして父を失って5年目、勤めを辞めて2008年に柏で薬膳スクールを開業。
その後2022年に夫の仕事の関係で、横浜へ移転しました。
理由は、それぞれの夢を互いに応援し合ってきた夫が、横浜に転職を決めたから。
毎日一緒に美味しい薬膳生活を愉しんでいる彼と、離れ離れに暮らすのは考えられないことだったのです。
その2年後、母はコロナ禍の影響で急速に衰え、静かに息を引き取りました。
どうしようもない悲嘆に暮れて、母の四十九日が過ぎたころです。
天からの啓示が、今度はアハ体験として落ちて来ました。
東洋医学にそっくりな量子力学の宇宙観が、メディアから耳に入って来て、びっくり仰天。
それは、電子や光子などミクロ粒子のペアリングのふるまいについての科学的な実験でした。
物理学的に関係性を持つふたつの粒子。
これらは互いに宇宙の果てまで離れていても、人の意識的な観測・機械の測定があると、瞬時に特定の状態に同期するというではありませんか!

この物理現象は、「量子もつれ」と呼ばれています。
対極する要素が互いに時差ゼロで呼応し合い、相対的に変化し合い共存する。
まるで東洋医学を生んだ中国古代哲学の陰陽学説みたい!

でもなぜ、科学的な物理実験に意識や測定が絡むのか。
理由は、未だ謎に包まれたまま。。。
何者かの意思や操作で宇宙はこの姿なのか?未だに解明されていません。
量子力学には他にもさまざまな実験結果と、そこから派生した仮説が、次のように生まれ続けています。

今ではさまざまな分野で、量子力学の知見を応用する学術的な応用研究や、実生活で活用する人たちが現れ始めています。
甘えていれば支えてもらえる生き方
実際に脳科学に基づく心理学の分野では、量子力学の実証実験で確認済の現象を応用して、人に意識革命を起こし、人生を好転させるコーチングが行われています。
母が亡くなってから本格的に、わたくしも科学的な量子力学・脳科学・心理学を、東洋医学の生き方メソッドに掛け合わせる研究を始めました。
年齢を重ねて薬膳生活を指導してきた経験を生かして、そろそろコーチングによる対人支援もすべきときがきたという直感そして実感からです。
薬膳生活を普及していると、不調の予防改善に薬膳を活かしたい人達の中には、潜在意識下の魂の奥底、魂の波動である心に、
✓生活環境
✓人間関係
✓精神状態
などに関わる無自覚の悩みが潜んでいて、夢を邪魔したり、体にトラブルを起こしたりするのではないか。
そう思うようになっていました。

わたくしは薬膳生活を人さまに伝える中で、体・心・魂を蝕む潜在意識のブロックに気づいても、一部のスピリチュアルや新興宗教のように、人を極度に依存させる洗脳はしたくないと思ってきました。
超常現象への過度な期待や、特定の指導者に対する熱狂的な崇拝は、自分の外の力に極度に依存することになります。
外部への極度な依存は、自ら考え、困難を克服し、成長する機会のほとんどを放棄することに等しい。
そして自立&自律のスピリットを鈍らせ、その人自身が備えている自然治癒力や判断力を奪うリスクが大きいからです。
その最たる例が、愛する母でした。
父ががんだと告知された段階で、経済面でも精神面でも極度に依存してきた対象を失う、巨大な恐怖感に襲われたのでしょう。
自分の魂の波動が引き起こす心の状態を克服できず、人生の残り4分の1を無気力性症候で過ごすことになったのです。
母の信念は、「家庭を守り夫を支えられて生きるのが、女の幸せ」。わたくしは子供のころから繰り返し、そう説かれて育ちました。
親の刷り込みは、子供の深層心理に根深い依存心を植え付けます。
その呪縛を断ち切るためにも、量子力学の研究経験や脳科学や経営にも造詣が深い量子コーチから、科学的な知識や最先端のコーチング技術を習得しています。
すると魂の奥底からはっきりと浮かび上がってきたのは、甘えていれば支えてもらえる生き方を無意識に選んでいる自分の姿でした。
「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を通じて、自立&自律した食べ方生き方を伝えて20年も経つのに、顔から火が出るほど恥ずかしい。
薬膳の自営業がビジネスと言うにはほど遠く、ずっと趣味レベルなのは無理もありません。
両親には弟とともに大切に育てられ、昭和の平凡な中流家庭で不自由なく幸せに育ちました。
父のコネで就職した最初の会社を辞めて以来、海外での留学や就職などを繰り返し、自分はすっかり自立したつもりでいたのです。
でも結婚するまでは、帰国するたびに実家へ戻りアラフォーまで両親と同居。
海外で学んだり働いたりして自活していましたが、困ったら日本に帰れば安全基地の実家がある。
そこにはいつも両親が居て、自分を温かく迎えてくれるに決まっている。
そんな気持ちで親を安心保険に、甘えに立脚した生き方をしてきたことを、再認識したのでした。
自分さえ良ければいいのか・・・?
横浜へ移転したのは、自分の中の根強い甘えをまだ軽く見ていた2年前のコロナ禍中。
会社員時代にモーレツに働いて、実店舗として買った柏の一軒家は売却しました。
16年間、自分なりに頑張ってきた拠点です。やはり喪失感は否めません。
最後に店の扉を閉めて明け渡したときは、胸を引き裂かれる思いでした。

強制終了でした。
それまで自分が溜め込んだ余計なモノやコトは、徹底的に断捨離。
その代わり、固定費が激減して精神的に経済的にも身軽になったのは、ありがたいことでした。
そして必要最低限のモノだけで、小さく薬膳スクールを新天地横浜で再スタートしたのです。
「体・心・魂の不調に悩む人をゼロにする。」
「健康と幸せに溢れる理想のセカイを創る。」
「シニア期に入ったって、人生目標に向かって生き切る人を増やす。」
自分もそうなりたいし、働く場所が変わっても、顕在意識は誓い続けていました。

それなのに・・・
誓願を再び邪魔してきたのは、潜在意識に鎮座している甘えていれば支えてもらえる生き方を好む自分でした。
母に言われていたように、移転直後は新しい仕事に早く馴染もうと頑張る夫を家庭で支援するのが楽しくてたまりません。
それこそ、母との「量子もつれ」を体現しているではありませんか!
しかも安定収入のある夫への甘えが出て、恵まれた仕事環境をなかなか活かせないのです。
家庭生活を適度に愉しむのに、何ら問題はありません。
しかし、偏り過ぎは体・心・魂の陰陽バランスを崩します。
家事もやりたい仕事も、同時にこなせないはずはないのに。
仕事で新しいやり方をちょっと試しては、うまくいかないとすぐ凹む悪いクセが出てきました。
自営業は何度も失敗を繰り返して改善しながら繰り返しチャレンジするのが、鉄則なのに・・・
こんな調子なので移転前の生徒さまが次々に卒業すると、ビジネスは徐々に頭打ちになってきました。
こうなるともう最悪です。
過去を振り返って感傷に浸り、怠け心がむくむくと沸き上がり、使命に向かってやるべき行動が鈍るのです。
「現状のままで別にいいじゃない。」と、潜在意識が頭の中でささやくのに、気づいていませんでした。
移転先の横浜は、国内外から多くの観光客が訪れる刺激的な大都市です。
引っ越し後の片付けが終わると、家族や友人たちとの楽しいお出かけや集いが増えて、仕事の志を忘れそうになるほどでした。

上質な薬膳素材があちこちで簡単に手に入るし、街は毎日のようにさまざまなイベントで溢れています。
「自分は還暦を過ぎたし昔の会社員ならもう、定年退職の年齢なのよね。」
「若いころうんと働いたから、もう生活に困らないし・・・」
「こんなに頑張って集客しても(いえ・・・あまり頑張っていませんでした。汗。)、
薬膳生活を学びに人があまり来てくれないってことは、自分は世の中に必要とされていないのかも。」
頭の中でとんでもないセルフトークが日増しに大きくなり、引退まで頭をよぎり始めたのです。
ところがそれと同時に、「自分さえ良ければいいのか・・・・?」
天からの声なのか、自分の心の奥底、体の内側から響く魂の声なのか。
この声が体感として、頭の中にわんわん響いてくるようになりました。
断っておきますが、わたくしはサイキックではありません。
でも、「困っている人の力になりたい。」と思って生まれてきたことを、急に思い出したのです。
そう言えばまだ小学校だったかな・・・子供のころ、母が言っていました。
「けいこちゃんは困っている人を見ると、じーっと見ていて、助けに行くんだよね。」って。
なぜそんなことを幼い娘に言うのか分からなかったのですが、母の声の響きや息遣いまで、ありありと覚えています。
もしかすると、量子力学でいう高次元の自分自身が3次元の堕落したわたくしを観測して、注意を促してきたのかもしれません。

エンタメを適度に愉しむのに、何ら問題はありません。
しかしこれも、偏り過ぎは体・心・魂の陰陽バランスを崩します。
エンタメもやりたい仕事も、同時にこなせないはずはないのに。
天界から甘えん坊の母を見て、うん!このままじゃいけないと思って、何とか力になりたいと思って自分は母を選び、この地上に降りて来たのかもしれないのに・・・
自分も晩年の母と同じに、なりかけていたのです。
もっと多くの人たちに役に立つ知識と実践力も身に付けてきたのに・・・
じゃあ、今まで一体何をしていたんだろう!!!
急にはっと我に返りました。
コンテンツ再設計の救世主
わ!命の火が消える前に、現状に引き戻そうとする潜在意識のものすごいパワーに気づいて良かった。
潜在意識は、大いなる存在が人間に仕組んだ、目に見えない装置なのか・・・
現代の心理学では潜在意識が意識のほとんど、95%を占めていて、変化するのが大きらいと言われます。
自分で気付かない無意識のうちに、楽な方へ楽な方へとすごい力で引っ張る。。。
だから、人は成長したければ潜在意識を克服する原動力を用いて、自分の人生目標を定め、行動する宿命にあるのです。

よし!今度は迷わないゾ。
自分のゴール設定を思い出しました。
人生目標に向かう原動エネルギーに満ちてきたら、再びスイッチオン。
今度は自分がこの生涯でやるべき仕事を、やりたい気持ちがもう止まりません。
なかなか進まなかったホームページの作り直しは、デザイナーの力を得てリニューアルしました。
苦手なSNSも価値提供として認められなかった内容は全部消して、やり直しを始めました。
宇宙と調和する中医学についてやさしい冊子を【完全版】宇宙と調和する食べ方生き方として、Kindle出版の紙書籍版と電子書籍版で、新たに出しました。
そして、わたくしの理念に共感して「公式LINE」でお友達になってくださるご縁へのお礼に、電子本【贈呈版】宇宙と調和する食べ方生き方も作りました。

最新のお客さま管理システムのことを聞いて、メルマガ配信や会員サイトやさまざまなコンテンツを自前で提供できる仕組みを手に入れました。
こうして前向きに取り組み始めたら、Zoomオンラインでも、横浜通学でも、再び生徒さまが薬膳生活を学びに来てくださるようになりました。
しかも生徒さまはこれまで100%女性。
それが近年は、男性からのお問合わせやご入学を受けるようになりました。
宇宙と調和する中医学の食べ方生き方を、男女関わりなくお伝えできること。
考えてみたら、とても陰陽バランスがいいなあと感じる今日この頃です。
仕事を指導してくださる方々も女性が多かったのですが、その後は男性からも女性からもバランスよく学ぶ機会が増えました。
こうして人生が好転し始めたら、今度は新たな視点でアドバイスしてくれる商品設計コンサルタントにつくチャンスが訪れました。
今までのコンテンツややり方を全て棚卸しして、自分が出来ること全体を俯瞰しつつ、整理整頓して商品を生み出す方法を指導すると言うのです。

それは、量子力学の師匠と出会う前年のこと。
コロナ禍の潮が引き始め、せっかく面会可能になったのに、母の衰えがひどくなったころでした。
中医学の食事療法を中心とした薬膳生活の仕事で、宇宙と調和する中医学理論の哲学的な側面もしっかり伝えようと決めたころでもありました。
本来の意味で人の健康と幸せを守るには、食事はもちろん、体・心・魂、小さな宇宙自体の調和、そして、体・心・魂を取り囲む環境、大きな宇宙全体との調和も大切であること。
先に触れたとおり、人は心や魂の奥底に潜む潜在意識の悩みでも、健康を損ねてしまう繊細な生き物であること。
これらの知見を健康管理に役立てられるよう、より広く深く人々に伝えたい。
願望は以前に増して、膨らんでいきました。
東洋医学に関わる仕事経験、気功やヨガの探究、年齢の積み重ねを経て、あらゆる事象に対する視座が変化してきたからかもしれません。
東洋医学、東洋思想哲学、薬膳、導引養生功、太極拳、ヨガ、心理学、メディカルハーブ、栄養学、生理学、量子力学・・・
これまで培ってきたコンテンツ群や、自分が実生活で役立てて来た知識や実践法は、伝統医学から最新科学まで幅広い領域を含んでいます。ゆえに蓄積した資料やノウハウは膨大な量。
未来の仕事につかえる手元の素材が、ごちゃごちゃで収集が付かなくなる一歩手前。
ちょうど良いタイミングで、整理整頓を指導してくれる商品設計コンサルタントと出会えたのは、いわばコンテンツ再設計の救世主でした。
最初はアドバイスに応じて、まず会社員の副業時代から積み上げてきた中医学や薬膳のコンテンツ、レッスン資料、出版済みの書籍、学んだその他の資料などを、一旦、全部引っ張り出しました。
そして、内容のタイトルや概要を一覧できる表形式にデータ化。
3か月かけて、体・心・魂の健康と幸せを守るのに役立つコンテンツを一覧できる、図書館の目録データベースのように整理していったのです。

作業にあたってはラウンジに薬膳弁当を持って朝から夕方まで、引きこもることもありました。
この期間に母が急激に衰えて介護施設から病院に入院したので、パソコンを抱えてお見舞いに行き、病床で母に付き添って作業しました。
病院へ往復する電車の中で、作業をすることもありました。
この作業は自分がやってきたことの総ざらい。AIに甘えて頼むこともできません。
気の遠くなるような量でしたが、作業を続けるうちに頭の中が整理され、やってきたことに対する思考がクリアになっていきます。
コンサルタントは心折れずにコツコツ整理整頓が進むように、3か月の間、夜な夜なチャットワークで自己効力感がぐんと上がる、ビジネスチックな楽しいメッセージを送り続けてくれました。
「●●●の夜の独り言」とか言って(笑)
仕事がデキる人はユーモアも一流です^^
振り返ってみれば、コンサルタント業を超えて、クライアントの自己効力感を上げるコーチの役割も担ってくれていたのですね。
目録の整理は改めて人生目標へすすむための下地作り。それを何度も話して分からせてくれました。
おかげさまで仕事でも、同業者と自分を比べて劣等感に悩まされたり、うまく行かないとすぐ凹んだりしなくなり、問題点を何度も修正しては試して前進するようになっていったのです。
初めてのオンライン動画視聴型レッスン
そしてコンテンツの目録がほぼ完成した時点で、改めて健康と幸せを実現するレッスン商品の設計を始めました。
目録は完璧にする必要なし。コンテンツ同様、改善を重ねて見直していくものだからです。
商品設計コンサルタントは、レッスンをオンライン動画視聴形式で構築するよう、アドバイスをくれました。
当時の自分は、レッスンは一人ひとりに丁寧にお教えして、出来るようになるまでお伝えするもの・・・という思い込みの完璧主義。
だから、最初にアドバイスを聞いても、すぐに意味が分からなかったのです。
20年かけて今の姿になった薬膳実践コースは、通学やZoomの対面リアルタイムで生徒さまに喜ばれています。
それなのに「なぜ放送大学みたいに、ビデオで自分の講座を見てもらう形式にするの?」と疑問に思いました。
でもコンサルタントは言います。
「今はひとりでも最新システムを活用して、良いコンテンツを世界中の多くの人たちに価値提供できる時代が来た。その優秀なシステムを活用しない手はない。」
「今は元気でも、万が一自分に何かあったら、どうするの?動けないときも、人々の役に立つ学びを提供し続けられる、素晴らしい仕組みがあるのによ。」と。
確かに一理あります。・・・とにかく仕事で先に行っている人の話は、素直に聞くことに(^-^;
そして初めてのオンライン動画視聴型レッスン構築に、取り組み始めました。
ところがその最中、朝食や夫のお弁当を作ったり、通学コースのレッスン準備をしていた慌ただしい朝に・・・
病院から母の心臓が止まりかけている、と電話がありました。え?退院予定日の2日前だったのに。。。
慌ててレッスンをキャンセルさせてもらい、1時間かけて病院に駆け付けましたが・・・
個室に移された母の穏やかな顔を見て、安心して父のもとに旅立ったのがすぐ分かりました。
・・・生んで育ててくれた母親との別れは、身を引き裂かれるほど悲しい。。。
しかし同時に、母の安らかな表情にほっとしたのです。
父が亡くなったあのときとは違い、東洋思想や哲学的な生き方が生活そのものとなってから、魂は「不滅の光」と信じて生きています。

母にはきっと・・・また会える縁があるはず。そう思えたのです。
ユングの集合的無意識では、人類は深層心理で皆つながっているといわれます。地球はひとつ!
だから自分、家族、周りの人たちだけでなく、より広く多くの人たちに、健康と幸せを守るコンテンツを届けるコト。
それが、「愛情たっぷりで育ててくれた、両親への供養になるはず」だと思いました。
その後は何度も母を思い出しては泣きそうでしたが、仲良く育った弟と母を静かに見送り、再びコンテンツの目録とにらめっこしながら、最初の動画レッスンをリリースしました。
それが、【入門】薬膳生活コースです。
本格的な「疲労回復」に関わる部分を、コンテンツの目録から抜粋。専門用語ゼロで、初心者でも滋養を摂れる薬膳レシピを自分で組み立てられるよう、3日間の講座にしました。
自前のお客さま管理システムから直接提供する講座だったので、自分でデザインして生徒さまが組み立てた薬膳レシピを添削するサービスも付けました。
すると、お母さまを介護しながら忙しくフルタイムで働く、横浜の生徒さまが受講くださり、
LINEで嬉しい報告をくださいました。

ちょうど母を亡くしたばかりでしたから、新しいスタイルのコンテンツが間接的に、生徒さまのお母さまの食事療法に役立ったことに、大変励まされました。
そしてやっと、商品設計コンサルタントが言っていた、動画視聴レッスンで価値提供する意義について、身をもって理解したのです。
確かに、新たな情報テクノロジーの有効活用は必須。
これまで薬膳生活を学びたくても、なかなか始められなかった多くの人達に、手軽に学べるレッスンを提供できるようになったのですから。
自前のお客さま管理システムのオンライン動画視聴型レッスンは、【入門】薬膳生活コースに続き、これからも【中級】【上級】とステップアップできるように構築を続けていきます。
この段階に入れば価値提供の材料が揃ったので、「AIちゃん」をアシスタントにもっと作業効率を上げていけると思います。
量子東洋医学の枠組みで伝える
科学的な量子コーチングの師匠と出会ったのは、最初の動画視聴レッスンを出した後のこと。
東洋医学の一種、中国古代哲学の宇宙観が、最先端科学の量子力学と似通っているのは自分にとって朗報でした。
目に見えない「気」や、昔はなぜ効くのか不明だった「薬草」や「鍼灸」などで、全体を調和する東洋医学のメソッド。
それは先人の医家たちが長い年月をかけ、試行錯誤で不調を予防改善してきた経験則が論拠です。
でも、自分もそうなのですが、方法論が経験だけだと少し信頼性に欠けるかも、と誰もが頭の片隅で考えるのは自然なこと。
だから、全体と局所のつながりを治療に活かす東洋医学のアプローチを、量子力学の科学的な物理実験と仮説で説明できると、これまでより説得力が増します。
そこで薬膳生活もこれから加わる新しいコンテンツも含め、より広く量子東洋医学の枠組みで伝えることにしました。

量子東洋医学と謳う理由は、今のコンテンツ目録では東洋医学の比重が高く、科学的な視座を量子力学で強化するためです。
でもこれからは洋の東西を問わず、伝統医学に科学的な視点を融合してより効果的に、体・心・魂を調和して健康と幸せを手に入れる対人支援を多面的に行うべきだと考えています。
自分もこれまで健康管理に西洋の現代医学、生理学、栄養学、占星学なども使ってきました。
「健康と幸せは、宇宙全体と調和する体・心・魂に宿る」理念に共感しても、人によってカタチにしやすい方法は違うかもしれません。
宇宙と調和して健康になり、人生目標に向かって進み幸せを手に入れる支援をしたい場合・・・
理論や実践法の引き出しが多ければ、仕事でも家庭でも、不調和に悩んでいる人がいたら、その人に合う手段を探して提案しやすくなります。
それは薬膳生活かもしれないし、量子東洋医学コーチングかもしれないし、マインドフルネス瞑想かもしれません。
人はこの地球に生まれ、それぞれが果たすべき役割があると言われます。
人は皆、小さな「ひとり一宇宙」。
たとえ小さくても、たくさんの小さな宇宙が自分の得意分野で、全体の調和に向かって貢献していくこと。
小さな波動の集まりが大きな波動となって、大きな宇宙全体の調和につながっていくのが理想です。
そんな理想のセカイでは、多くの人が自立&自律して全体の調和のために自ら動き、健康で幸せな笑顔に光り輝いていることでしょう。
多くの人達が全体と調和して好循環を生む生き方を出来るように、量子東洋医学の枠組みで伝えるコト。
それは、宇宙からいただいた命をこの地球上で燃やす間、自分の心が魂の波動を通じて、やりたい!(want to)と願うライフワークのひとつとなりました。
世界に伝えるためのUdemy講師デビュー
商品設計コンサルタントと量子コーチの相乗効果を得て、人を健康と幸せに導くコンテンツ手法は意外な方面でも開花しつつあります。
それは、量子東洋医学の枠組みで薬膳生活を世界に伝えるためのUdemy講師デビューです。
Udemy(ユーデミー)は世界最大のオンライン学習プラットフォーム。
日本ではベネッセが総代理店を務めています。
しかし周りを見回すと、馴染みのある人はまだ多くありません。
自分はUdemyの名称を聞いたことはありました。
でも、自分が実際に使って学んだことはなかったのです(汗)。
商品設計コンサルタントは次に、このUdemyを活用することを強く提案してきました。
自前のお客様管理システムで、動画視聴型レッスンを提供し始めた後です。
正直言って、また新しいやり方にチャレンジするのか、と思いました。
再び・・・とにかく仕事で先に行っている人の話は、素直に聞くことに(^-^;
動画レッスン教材を編集して作成するのには、おかげさまでだいぶ慣れていました。
自分のシステム用に作った録画をそのまま、Udemyにアップロードすればいいと思ったのです。
ところが、どっこい・・・
自分の裁量で自由度高く動画教材を作るのと、運営会社のフォーマットとルールに則って作るのはずいぶん違う・・・
しかもUdemy特有のレッスン提供方法は、無期限に繰り返し学べること。
人は期限がないと行動しない生き物なのは、心理学実験で科学的に実証済み。
Udemy受講生さまがレッスンを購入しても、結局ほとんど学ばず放置・・・、
ありうる話です。
だからUdemyでは、もっと楽しく、学びやすい視聴型レッスンに、作り直す必要があると分かりました。
考えてみたら自分は20年近く、薬膳生活を専門的に教えることに主眼を置き過ぎていたかもしれません。
「より多くの人に伝えたいんでしょ?」
「興味がある人もない人も学びやすいやさしい薬膳レッスンも、必要なんじゃない?」
また宇宙から、声が響いてくるではありませんか!
そうか。初めてさんにも楽しくて有意義な価値提供をできるように、創意工夫しなくては。
そして降りて来たのは、Udemyでわたくしが謳っていた肩書「薬膳ライフコーチ」を、超入門で伝えて、大勢育てるカリキュラムでした。
シリーズとして、【超入門】薬膳ライフコーチ養成講座をデザイン。このシリーズのひとつの講座は、ひとつの不調のテーマに絞って構築します。
もともと副業時代に自宅で薬膳生活を教え始めたころは、一般の人たちに分かりやすいよう、よくある不調をテーマに選んで、毎月レッスンをしていました。
・《花粉症》予防改善する
・《心》を癒す
・《免疫力》を整える
・《ダイエット》で解毒する
・《エイジング》を緩やかにする
・・・と言った感じで。
ここで再び役立ったのは、自分の仕事経験を基にまとめたコンテンツの目録でした。
目録には確かに、世の中への価値提供となる材料があるある・・・
薬膳を組み立てるためのやさしい中医学の説明方法や、シンプルで作りやすい薬膳レシピ例などが満載。
そこでUdemy第1弾は春だったので、初心者でも《花粉症》を自分ですぐ癒せる「セルフコーチング」から始められるように構築しました。
超入門コーチだから、周りの人たちや社会へコーチングを広げるのは、自分がやりたい段階で実行すればいいわけです。
よって第1弾の講座名は《花粉症》【超入門】薬膳ライフコーチ養成講座にしました。
Udemy講座の規定で最後にビジネスを紹介してもよい「ボーナスレクチャー」部分には、わたくしの仕事内容の紹介。
中医学と量子力学がとても似ていて、うまく活かすと現実が変わり人生が好転する理由も含めました。
横浜教室の書斎から笑顔で、Udemyの講座紹介「プロモーションビデオ」も設置しています。
Udemyの規定では、プロモーションビデオやプレビューレクチャーの部分は、多くの人たちにレッスン商品の価値を伝えるため、SNS配信してもよいことになっています。
そこでXやYouTubeなども使って、東洋伝統医学と量子力学の掛け合わせ、健康と幸せが手に入る気軽なレッスンとして紹介し始めました。
Udemy講座の制作にあたっては、引き続き商品設計コンサルタントからのアドバイスを受けました。
それにちょうどいいタイミングで、Udemy(日本総代理店のベネッセ)が新講師養成3ヶ月無料ブートキャンプを始めたので積極参加。
まさに必要なヒト・モノ・コトが集まってくる、引き寄せの好循環。
未来のUdemy新講師たちと共に、楽しくグループ指導を受けて期間内に商品をリリース出来ました。
こうして超入門から上級まで幅広いニーズに応えられる、量子東洋医学のコンテンツをどんどん整えています。
量子東洋医学の仲間たちと共に宇宙と調和する
「健康と幸せは、宇宙全体と調和する体・心・魂に宿る」
わたくしの理念は、必ずしもひとりで全部こなす必要はないし、共感してくれる人たちがいたら、仲間として共に取り組もうと考えています。
わたくしの理念から、わたくし達の理念へ・・・
理念が現実となり、人々が健康と幸せに輝く未来の記憶を、想像して、創造する。
顕在意識や潜在意識で抱えている悩みから解放されたセカイを考えてだけで・・・
あなたもワクワクしてきませんか?
冒頭でお話した量子東洋医学研究所コミュニティは、理念の波動が似通った量子力学メイト(量子もつれ?(笑))でもあり、【超入門】薬膳ライフコーチでもある友人と一緒に始めました。
量子東洋医学の仲間たちと宇宙と共に調和するメンバーは、必ずしも量子力学や東洋医学に詳しい必要はありません。
必要なのは理念が、なーんとなく似通った波動状態。
あなたがピン!と直感を感じたら、魂の「量子もつれ」かもしれません(笑)。
量子東洋医学に限らず多様な知見を共に学び合い、成長し合う仲間になり、地球を多くの人々の喜びの場にしていきませんか?
魂から溢れ出るあなたの心の響きも融合しながら、一緒に健康で幸せな人たちを世の中にどんどん増やしていけたら幸いです。

体・心・魂を生活全体で調和する生き方をしている人は、小さな宇宙の陰陽が中庸になるから、いつもごきげん。
自分さえ良ければいいのか・・・?と、宇宙から問われるような偏った生き方は、さっさと卒業するのがおススメでした。
自分自身の経験から・・・(汗)。
それぞれが自分なりに全体の調和に貢献する活動をしていると、それが直接的、間接的に、地球全体、いや宇宙全体の健康と幸せにつながるからでしょう。
大きな宇宙も、小さな宇宙も、試練やチャンスを交えて後押ししてくれるみたいです。
宇宙の本質を知って、逃げたり怠けたりしなければ人生は好転していきます。体・心・魂か調和していれば、あなたも自ずと健康と幸せが訪れるのを実感することでしょう。
「健康と幸せは、宇宙全体と調和する体・心・魂に宿る」
天界に旅立った両親に伝えられなかった、わたくしの理念。
この理念をあなたやあなたの愛する人たちに量子東洋医学の枠組みで伝えること、量子東洋医学の仲間たちと宇宙と共に調和するための場を創ること。
それはわたくしにとって、愛情たっぷりで育ててくれた両親への恩返し、そしてわたくしが暮らしている地球への感謝のしるしです。
どうぞ「公式LINE」友達登録してください。
体・心・魂がごきげんになる量子東洋医学の仲間たちと、宇宙と調和して健康と幸せを手に入れましょう♪

量子東洋医学コーチ
須崎桂子(けいてぃー)