こんにちは。星読み薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです。
星読み薬膳ライフは、心・体・魂を整える食事・運動・休養の健やかなリズムに占星学の天体の陰陽エネルギーを使う暮らし方です。
わたくしは中国古代哲学の陰陽五行説から生まれた「薬膳は食べる哲学」と確信するようになり、洋の東西を問わず、中医学+薬膳+哲学+天体+ヨガで食やマインドや運気を整えて暮らしています。
その一環で新月・満月の天体からのメッセージを食事や生活に生かす星読み薬膳ライフについて、「薬膳は食べる哲学」カテゴリーでブログにしたためています。
まもなく5月1日には明け方、5:28ころに♉牡牛座新月を迎えます。
新月はショートスパンで現状を見直して何度でも軌道修正できる好タイミング。
牡牛座は心地よい衣・食・住が整った環境が大好きな傾向にあります。
その星座で起こる新月で、しかも今回は「変化」を象徴する部分日食を伴います。
だから、ナチュラル薬膳生活の「ライフスタイル医学」の要素で人生をよい方向へ変える準備を始めるのがおススメの時。
薬膳のプロを目指す大人女性にお届けしている【ナチュラル薬膳生活Ⓡ学び舎ブログ】。
このように生活習慣を見直して人生を光転させるといいですよと、天体図からお月さまとともに天体たちが呼びかける声が聴こえてきます。
ですので今回は、「ライフスタイル医学」で生活習慣を変える準備を始めようというお話しです。
新月は前回の天秤座満月からの解毒のプロセスが終わって今度は「吸収」を始めるタイミング。
ちょうど昨日は行きつけのカジュアルなビストロフレンチで美味しい宮崎牛のステーキをたっぷり野菜と頂いたばかりです。
そこで、そのお話しも交えて外食と美食の後のカンタン家庭薬膳の食事療法の考え方もご紹介します。
ごきげん人生を手に入れる♪星読み薬膳ライフコーチング「牡牛座新月」のライブ配信の録画は、下記の動画またはブログ記事からご参照いただけます。
動画はおよそ30分です。文字情報でお読みになりたい方は、ブログを読み進めてくださいね☆
それから末尾では、個人のホロスコープ出生図に基づく「星読み薬膳ライフ鑑定」のご案内しています。
ごきげん人生を手に入れる♪「星読み薬膳ライフ鑑定」に申し込む
個人にフォーカスする鑑定は広く社会一般に影響を及ぼす新月・満月の社会心理学的な星読みとは違い、自分自身がどんな星の下に生まれ人生の使命をおって生れて来たのか知り、薬膳ライフで最大限の幸福を得るための星読み鑑定です。
ご興味がございましたらどうぞお気軽にお申込みください。
牡牛座新月が起こるメカニズムとは
牡牛座新月というのは、地球上に自分がいる場所から牡羊座の方角にあるけれど見えない新月のことです。
地球と太陽の間に月が入るので、月が反射した太陽の光が地球に届かないのでお月さまが見えないのがそのメカニズム。
占星学で新月は、自分の本音そして心のうちを示す☽月と、ちょっと体裁を作りがちな自分を表す外面を表す☉太陽が、重なり合うと考えます。
新月満月の影響は社会全体にわたるものなので、太陽星座の「わたくしは何座生まれ」とか、あまりこだわる必要はありません。
太陽星座というのは、自分が「おぎゃあ!」と生まれた時に太陽が位置していた星座のこと。
よく言う「星占い」で太陽星座だけ取り上げて、人格や運勢まで語る風潮が社会に蔓延していますが、太陽以外の星々や刻々と変わる天体同士の位置関係が絡むので、本来はもっと複雑。
およそ2週間ごとに訪れる新月と満月のサイクルは、社会の構成員であるすべての人間の心理に何らかの影響を等しく与えてきます。
個人レベルで見れば、新月は自分の気持ちを表に向かって表現しやすいタイミング。
社会全体の心理としては陰陽の調和がとれて「本音」が素直に表に現れやすいとも言えるでしょう。
天体からの呼びかけを読むホロスコープは人生航海の羅針盤
そしてこちらが牡牛座新月の天体図、地球上の自分の位置から見た天体配置図のスナップショットです。
天体図はホロスコープとも言います。
ホロスコープは天体がわたくしたちの心や体にどんな影響を及ぼすのか、ビジュアルに示してくれる言わば人生航海図。
この天体の配置図からは、何と天体からの「応援」も「忠告」も含めて、天体から多くの「呼びかけ」が読み取れます。
示されている青い線は後押ししてくれる「応援」、一方、赤い線は気を付けるべきことを知らせる「忠告」を意味しているのですね。
但し、良いことも悪いこともはっきり線引きせず、どんな状況もわたくしたちがポジティブなとらえ方で行動すれば、未来は必ず宇宙からの応援でよい方向に進んで行きます。
よく誤解されるのですが、青い線はポジティブ、青い線はネガティブと端的に捉えて、運の良しあしを決めるための指針ではありません。
面白いのは西洋の占星学も東洋の陰陽学も同じように、ヒト・カネ・モノといった「物事」や「考え方」については正反対の二面性があると考えるので、対極する要素を含んでいます。
そしてどちらの伝統的な学問にも共通するのが、天体からの応援も忠告もどちらも上手にくみ取って考え行動すれば、「ごきげん人生♪」が叶う点です。
天体の状況が投影される地上の場所ハウス
ホロスコープを丸いパイに例えれば、12個の三角パイに仕切られた中心に立っているのが自分の位置。
それぞれのパイには1から12まで番号が付いていて、天空の状態が地上に投影されており「ハウス」と呼ばれています。
ホロスコープでは自分が中心に立って、主観的に宇宙を眺めていると思ってください。
自分から見て天体が0℃で重なり合っている状態を先に触れた調和のコンジャンクションといいます。
但し、コンジャンクションには良い面ばかりではなく、自分の対応によってはトラブルが起きて良くない面に変わることもあります。
今回の新月は♉牡牛座の12ハウスに☽月と☉太陽がくっついているのが見て取れますね。
牡牛座新月は「衣・食・住」を見つめ直し「理想の生活」を整え始めたくなるとき
三角パイの切り口のさきっちょの番号を見ると分かるのですが、今回♉牡牛座は終わりと始まりの12ハウスと1ハウスに重なっています。
新月は隠された見えない場所や、カルマや、自己犠牲につながりが深い12ハウスで重なっています。
そしてその次には、自分の個性で新しく環境を整えたい1ハウスにはこれから社会が向かう先のドラゴンヘッドというサイン。
もうひとつ、隠さないで周囲にコミュニケーションを活発に取りたがる☿水星が待ち受けているのです。
破壊と再生の♇冥王星が☿水星に向かってピーッと青い線を伸ばしているので、これからは社会的に見えるオープンなところで、生活を楽しみ始めるのがよさそうです。
これはトラインという♇冥王星と☿水星の調和角。
それぞれの天体が暗示する方法で物事がスムーズに進みやすいことを示しています。
コロナ感染には気を付けながらコロナ巣ごもりから出てきて、人々とのつながりを大切にするため、徐々に生活を切り替えるのが気運を変える鍵かもしれません。
そして今回の牡牛座新月は日本では見えないけれど、何らかの「変化」を促す部分日食を伴います。
部分的な日食は月が太陽を食い破るように、社会や経済などの理由で自分が抑えていた本当の気持ち沸き立たせることになるかもしれません。
牡牛座はおしゃれなお洋服を着たり、美味しいものを食べたり、心地の良い場所に住んだり、所有や物質についてこだわりが強くなる性質を帯びています。
ですから、今の居場所や暮らし方を見つめ直して、自分の心が喜ぶように衣・食・住を整えたいなら準備を始めるよい時期というワケ。
潜在意識で現在の生活習慣にハッピーでない場合は、生活を変えたいと感じて行動を始める人が多く現れやすい風潮にあります。
牡牛座新月のホロスコープからは、こうした気持ちの人たちに自分に正直になって、変革の準備を始めたらどうですか、と呼びかけているように読み取れます。
♉牡牛座の☽月と☉が重なったすぐそばに、自由と変革を促す♅天王星がぴったりとよりそっているから。
そして行動力のエンジンとなる♂火星が♓魚座からピーッと青い線を♅天王星に伸ばして、想いを実践に移すように応援してくれています。
これはセクスタイルという♂火星と♅天王星の調和角。
ここでも物事がスムーズに運ぶ暗示が見て取れます。
但し、自由を愛する♒水瓶座のところに試練の星の♄土星がしっかり座っていて、過去と未来を表すドラゴンテイルとドラゴンヘッドに向かって、赤い線を伸ばし大きな三角形を描いています。
将来こうなりたい、以前はこうだったからという思いに囚われると、負のスパイラルに陥って先に進めなくなる心配が。
早く結果を出そうと期待し過ぎずに、着々と自分が望む未来に向かって生活を整える態度で進んで行くのが吉。
たとえ時間がかかっても望み通りの素敵なライフスタイルが手に入ることでしょう。
ライフスタイル医学の暮らし方、ナチュラル薬膳生活を取り入れて
こんな牡牛座新月の宙模様(そらもよう)には、ライフスタイル医学の暮らし方を取り入れて生活をよい方向に変える準備をするのも一考です。
ライフスタイル医学というのは、食事・運動・休養の三本柱で健康を守る予防医学です。
ナチュラル薬膳生活Ⓡの場合は、ライフスタイル医学の食事の面に薬膳の考え方を取り入れています。
食事だけで健康を守るのは難しいので、薬膳ライフコーチは運動や休養の部分に、軽いエアロやヨガや気功や瞑想を取り入れて、ライフスタイル全体を整える実践をしています。
わたくしが公私を通じてご紹介している「ナチュラル薬膳生活Ⓡ(薬膳ライフ)」は、ライフスタイル医学の暮らし方のひとつです。
今ではさまざまな健康法が世の中には紹介されています。
ご自身に合う方法を選んで組み合わせながら、生活の食事・運動・休養に取り入れて、「自分のためのライフスタイル医学の暮らし方」を始める。
こんなプランニングをこの牡牛座新月から始めてみるのもよいでしょう。
新月は吸い始めるタイミング。例えば滋養の補給に牛肉。バランシングに薬膳粥。
新月満月のサイクルで言うと、新月は体の中のいらないものをすべて吐き出して空っぽになった状態。
大宇宙にて新月から満月に向かって月が満ちていくのと同じように、小宇宙であるわたくしたちの心も体もモノやコトを吸収し始めます。
だから5月1日の牡牛座新月からは次の5月16日の蠍座満月に向かって、今度は滋養を補給する期間が始まります。
占星学ではこのように月の満ち欠けに合わせて滋養の補給と解毒のサイクルを約2週間ごとに行うと、体調を整えるのに役立つと考えます。
今日は4月29日なので4月17日の天秤座満月から行っていたデトックスが完了する牡牛座新月まであと2日、というわけです。
でも自分の場合、実は昨日の夜、ちょっと早めに豪華な栄養を取り込む機会がありました。
お気に入りの20年近くお付き合いのある我孫子のフレンチビストロのお店が20周年のお祝いディナー期間だったのです。
19年前に結婚して我孫子に移り住んでから、記念日には食事に伺う薬膳ライフコーチイチオシのカジュアルなフレンチレストラン「ビストロヴァンダンジュ」さん。
そこで最初にお話ししたとおり、夫と一緒に牛ステーキがメインのフルコースの食事に行ったのですね。
牛肉は気血(きけつ)をチャージして筋骨を強くする、緩やかエイジングにもよい薬膳素材。
適度に摂れば若々しさを守ったり、子供さん達の成長を促すのに役立ちます。
美味しいフランスワインもマリアージュで選んで頂き、おもてなしも最高でいつものように大満足でした。
このように星読み薬膳ライフコーチも滋養の高い外食を楽しむことがあります。
ナチュラル薬膳生活のライフスタイル医学の暮らし方で、こうした外食に出かける時には、生活の中での食事の陰陽バランスをすぐに整えるようにするのがマル。
さすがにたくさんご馳走を頂いたので、胃腸に負担がかかります。
ですから翌朝のお食事は、冷蔵庫に残っていた山菜の煮びたし、納豆、そして残りご飯でとろ~り煮込んだ解毒のためのデトックス薬膳粥にしました。
デトックス薬膳粥は、今回はお米から炊かずに、残りご飯に倍量の水、もちきび、戻して塩ゆでした青えんどう、日干し舞茸で作りました。
ご馳走の後はエネルギーを摂り過ぎなので、糖質(炭水化物)のお米のご飯はお粥仕立てにして少なめの量で。
もちきびは精白されたお米だけでは不足しがちな、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルを補給。
黄色いポリフェノールの植物色素成分は、抗酸化に役立ちます。
戻した大豆には体内を浄化するのに役立つサポニンが含まれています。
そして利尿作用で老廃物を体の外に追い出します。
日干しした舞茸はそのままお粥を炊くときに戻さずそのまま土鍋に入れるといいきのこの出汁が摂れるのですね。
食物繊維が豊富なのでお通じで老廃物を体の外に追い出してくれます。
余談ですが舞茸には「β-グルカン」というNK細胞を活性化させる多糖類が含まれています。
NK細胞というのは白血球免疫細胞のひとつで、侵入してきたウイルスを初期で叩いたり、がん細胞を取り除く働きをします。
だから、今回作ったデトックス薬膳粥は、感染症やがんを予防する薬膳にも応用が利きます。
こんな風に星読み薬膳ライフコーチは、ビジネスやプライベートの目標設定や食事療法などに天体からのメッセージを活用。
中でも特に地球上に住むわたくしたち女性に影響の強い月のパワーの恩恵もいただきながら、日々を過ごしています。
自分や社会の動きを把握できるようになったおかげで、人生航海がとてもスムーズになりました。
自分のためだけでなく社会の健やかな暮らしのために「ナチュラル薬膳生活」をしっかりお伝えするのが人生のミッション。
今年から中医学や薬膳学だけに偏らず、これまで得た多くの知見を薬膳教室の運営やカリキュラム作りに生かし始めました。
「星読み薬膳レシピ開発講座」も年初から月1回のペースで始めましたので、月のリズムで健やかに食べる薬膳レシピを開発する力を一緒に養いましょう。
まとめ 【牡牛座新月の薬膳ライフ】ライフスタイル医学で変革の準備どき
今回のご案内は「ライフスタイル医学」で生活習慣を変える準備を始めようでした。
天体の位置を示すホロスコープにはあまりに多くのメッセージが含まれているので、今回は衣・食・住を含む生活の変革にフォーカス。
牡牛座新月は自分が喜ぶ物質的に豊かなライフスタイルを求めたい本音を、表に出しやすい時です。
破壊と再生の冥王星が1ハウスで双子座にいる水星に対して、コロナ巣ごもりの生活から徐々に社会の人々と再びコミュニケーションをとり始めてみてはと誘っているようです。
もちろん感染症予防対策はしっかり取ってね!
牡牛座が12ハウスと1ハウスにかかっているので、これまで隠れていた場所に分かれを告げ、本来の素の自分に戻って新たな始まりに準備するのがよさそう。
しかも今回の新月は部分日食を伴うので、社会も個人もこれから半年間に影響が及ぶ何らかの変化に直面するかもしれません。
そして癒しの魚座にいる火星が、牡牛座で月と太陽に寄り添っている自由と革命の天王星に行動を促している状態。
このため、理想のライフスタイルを実現するためにプランを実行に移し始める人が少なくないと思います。
しかし、冥王星が過去と未来に対して忠告の赤い線を伸ばしているので、これまでを総ざらいして何か新しい物事に取り組もうとする気分を少しくじかれるかもしれません。
それでも全体的に見れば変化を望む機運が高まっているので、未来に向かって現状の生活を自分が喜ぶように改善するとよい兆しが出ています。
だから改革の結果がすぐ現れなくても焦らずに。
牡牛座らしくゆっくりと、でも止まることなく歩みを進めて行けば、夢の暮らしが手に入ることでしょう。
その一助によかったら、食事・運動・休養の三本柱で未来の健康を創るナチュラル薬膳生活のライフスタイル医学の暮らし方を参考にしてください。
その一例として、薬膳ライフコーチが牡牛座新月直前に美味しい外食でかなり滋養補給をしたあと、どう食生活のバランスを取っているのかを紹介しました。
ご馳走の翌日は陰陽バランスをとるために、デトックスの家庭薬膳粥を摂って体を自己管理した次第です。
このように自然界の法則を知っておけば新月・満月が交互に訪れるたび繰り返し受けやすい試練も後押しも、自分の味方につけられます。
シニア世代を目前に人生計画や日々の生活で直面する色々な出来事にどう対応したらいいのか、人生航海のガイドラインがなくて悩んでいる薬膳のプロの皆さんは少なくありません。
ですから中医薬膳学と占星学を掛け合わせた星読み薬膳ライフが、これから、わたくしのような薬膳の専門家を目指す皆さんのお役に立てば幸いです。
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ご希望に応じて健やかな薬膳ライフのアドバイスをさせていただきます。
※出生図ホロスコープ鑑定書つき。
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セッションでお会いするのを楽しみにいたしております。薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃー♪
ホロスコープ出典:ARI占星学総合研究所スタナビ
参考文献:
岡本祥子『「月のリズム」で夢を叶えるムーンマジック』
フランク・クリフォードホロスコープを読む7つのメソッド
文部科学省「日本食品標準成分表」2020年版(八訂)