こんにちは。星読み薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです。
星読み薬膳ライフは、心・体・魂を整える食事・運動・休養の健やかなリズムに占星学の天体の陰陽エネルギーを使う暮らし方です。
わたくしは中国古代哲学の陰陽五行説から生まれた「薬膳は食べる哲学」と確信するようになり、洋の東西を問わず、中医学+薬膳+哲学+天体+ヨガで食やマインドや運気を整えて暮らしています。
その一環で新月・満月の天体からのメッセージを食事や生活に生かす星読み薬膳ライフについて、「薬膳は食べる哲学」カテゴリーでブログにしたためています。
月が満ちて17日の明け方に天秤座満月を迎えました。
ヒト・モノ・カネ、万物の陰陽バランスの「調和」または「崩れ」に関わる天秤座の特徴が社会心理に影響を及ぼしやすいタイミングが訪れています。
天秤座は中国古代哲学で「万物は対極する二面性から成り立つ」という陰陽思想、それを表す陰陽太極図にとても概念が似ている星座です。
薬膳の専門家を目指す大人女性に届ける【ナチュラル薬膳生活Ⓡ学び舎ブログ】
バランスとひとくちに言っても「何」の関係性の調和をどういう風に整えたいのか、それが「崩れる」とどんな影響が出やすいのか、社会に属する人それぞれ。
状況やタイミングによって受け止め方は違ってきます。
今回の星読み薬膳ライブ配信の中では、個性を大切に高い理想に向かって人間関係のバランスを整えたいと願う人を応援する天体からの呼びかけを天体図でひも解きました。
そして今月の星読み薬膳レシピ開発講座のバランス薬膳「新ごぼうと生姜のハンバーグ」プレートをご紹介しました。
これまでの組織の中での自分の個性を見出して、要らない人間関係や体内の毒素を出して新たなエネルギーはバランスよく取り入れたらどうですか。
月の動きを土台にして、そんな天体達からのささやきが聴こえてくるのですね。
だから今回のテーマは、「【天秤座満月の薬膳ライフ】人間関係も薬膳もバランスを整えて健やかに」です。
天体からの応援を上手に使って魂の使命を果たす星読み薬膳ライフで、どうぞごきげん人生を手に入れてください。
ごきげん人生を手に入れる♪星読み薬膳ライフコーチング「天秤座満月」のライブ配信の録画は、下記の動画またはブログ記事からご参照いただけます。
動画はおよそ24分です。文字情報でお読みになりたい方は、ブログを読み進めてください☆
それから末尾では、個人のホロスコープ出生図に基づく「星読み薬膳ライフ鑑定」のご案内しています。
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広く社会一般に影響を及ぼす新月・満月の社会心理学的な星読みではなく、自分自身がどんな星の下に生まれ人生の使命をおって生れて来たのか知り、薬膳ライフで最大限の幸福を得るための星読み鑑定です。
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天秤座満月のメカニズムと天体からの呼びかけを読むホロスコープ
便宜をはかって東京を基準に考えると、日本に住むわたくしたちは2022年4月17日3:55ごろに天秤座満月を迎えました。
天秤座満月が起こるメカニズムとは
占星学の視点から満月はキレイだけれど、自分の本音そして心のうちを示す☽月と、ちょっと体裁を作りがちな自分を表す外面を表す☉太陽が、綱引きのようにひっぱり合いっこする状態。
社会心理では陰陽の調和を崩しがちな「葛藤(かっとう)」を生みやすいタイミングなので、満月にはいつも天体からは注意の呼びかけがやってきます。
実は満月の頃は事故やトラブルが多いとも、西洋占星学では言われているのですね。
天秤座満月は、地球上に自分がいる場所から天秤座の方角に見える満月のことです。
太陽の光が月を真正面から照らすので、月が反射した太陽の光がまあるく輝いて満月に見えるのがそのメカニズム。
このように満月のときの月と太陽の位置関係は、自分の内面を表す☽月と、社会的な表の顔である☉太陽が地球を間にはさんで赤い線。
180の角度で引っ張り合いっこしています。赤い線の意味は次の天体図、ホロスコープで説明しますね。
天体からの呼びかけを読むホロスコープは人生航海の羅針盤
そしてこちらが天秤座満月の天体図、地球上の自分の位置から見た天体配置図のスナップショットです。
天体図はホロスコープとも言います。
ホロスコープは天体がわたくしたちの心や体にどんな影響を及ぼすのか、ビジュアルに示してくれる言わば人生航海図。
この天体の配置図からは、何と天体からの「応援」も「忠告」も含めて、天体から多くの「呼びかけ」が読み取れます。
示されている青い線は後押ししてくれる「応援」、一方、赤い線は気を付けるべきことを知らせる「忠告」を意味しているのですね。
但し、良いことも悪いこともはっきり線引きせず、どんな状況もわたくしたちがポジティブなとらえ方で行動すれば、未来は必ず宇宙からの応援でよい方向に進んで行きます。
よく誤解されるのですが、青い線はポジティブ、青い線はネガティブと端的に捉えて、運の良しあしを決めるための指針ではありません。
面白いのは西洋の占星学も東洋の陰陽学も同じように、ヒト・カネ・モノといった「物事」や「考え方」については正反対の二面性があると考えるので、対極する要素を含んでいます。
そしてどちらの伝統的な学問にも共通するのが、天体からの応援も忠告もどちらも上手にくみ取って考え行動すれば、「ごきげん人生♪」が叶う点です。
天体の状況が投影される地上の場所ハウス
ホロスコープを丸いパイに例えれば、12個の三角パイに仕切られた中心に立っているのが自分の位置。
それぞれのパイには1から12まで番号が付いていて、天空の状態が地上に投影されており「ハウス」と呼ばれています。
ホロスコープでは自分が中心に立って、主観的に宇宙を眺めていると思ってください。
自分から見て天体が180℃で引っ張り合う状態を先に触れた葛藤を生むオポジションといいます。
今回の満月は♎天秤座に☽月があり7ハウスにあって、反対側の♈牡羊座の1ハウスに☉が座っているのが見て取れますね。
天秤座満月は「組織」での人間関係から「個」としての自分を捉え直すとき
三角パイの切り口のさきっちょの番号を見ると分かるのですが、今回♎天秤座は組織における人間関係のバランスや契約などを表す7ハウスにいます。
日本では社会的に春からは新生活が始まる人が多いです。
それからおよそ半月、前年度末に仕分けできなくて新年度に引きずってきたモノやコトを、要るモノやコト、そうでないモノやコトに選別せざるを得ない。
そんな状況の人は少なくないのではないでしょうか。
新月満月の影響は社会全体にわたるものなので、太陽星座の「わたくしは何座生まれ」とか、あまりこだわる必要はありません。
太陽星座というのは、自分が「おぎゃあ!」と生まれた時に太陽が位置していた星座のこと。
よく言う「星占い」で太陽星座だけ取り上げて、人格や運勢まで語る風潮が社会に蔓延していますが、太陽以外の星々や刻々と変わる天体同士の位置関係が絡むので、本来はもっと複雑。
およそ2週間ごとに訪れる新月と満月のサイクルは、社会の構成員であるすべての人間の心理に何らかの影響を等しく与えてきます。
新月満月の星読みはこうした月の社会心理学を前提としてお話しが進みます。
とはいえ、特に占星学や中医学では☽月は♀女性の象徴ですから、月の満ち欠けは女性の心と体に大きく作用しがち。
そして月は男女関係なく個人の内面を表します。
社会はそこに住む人々は満月に深層心理で天秤座の持つ傾向を帯びやすいのです。
天秤座のサインは欧米の裁判所の象徴にも使われている通り、裁判のようなジャッジの意味を含みます。
日本でも物事の価値を判断することを「天秤にかける」と言ったりしますよね。
天秤座の特性をポジティブに捉えれば全体との「調和」、ネガティブに使ってしまうといい悪いの主観的な「判断」に偏る可能性をはらんでいます。
だから、天秤座満月は人間同士の関係やそこで結ばれる契約、非公式な関係性のお約束で生じる葛藤に注意が向きやすくなります。
天秤座が内なる願いで周りの人々との調和しなくてはと感じているのに、正反対の直感で行動する気運を掻き立てる牡羊座が社会的な表向きの☉太陽の顔を前面に出してくるかもしれません。
組織全体を大切にすべきなのはわかっているけれど、個人としてやりたいことに突き進みたい。
そんな衝動に駆り立てられたら、いいとか悪いとかジャッジせずに一息ついて。
自分を冷静に外側から俯瞰して見つめ直しながら、陰と陽のバランスを取るように心がけるのがごきげん人生につながります。
必要に応じて人間関係を見直すコトになる人もいらっしゃるかもしれません。
独自性や個性やコミュニティや革新を尊重する11ハウスの♒水瓶座に目を向けると、試練の星の♄土星が月と太陽に向かって、ピーッと青い線を出しています。
これらの星々の角度が自分から見て天体からの応援である調和角になっているのを示しているのですね。
太陽と土星がセクスタイルという60℃。
月と土星がトラインという120℃。
これらはそれぞれ占星学では調和を取りやすい角度とされているのです。
このことから、人間関係で今難しい対応に悩まされていても、自分が変わることや環境を変えることで、試練を乗り越えれば新たな成長段階に行ける。
こんな天体からの呼びかけとして読み取れます。
個を大切にしながら豊かな人間関係を育む。
天秤座満月はそんな風に心を決めて過ごすとよいかもしれません。
もちろん、だれもかれもがそんな状況だというわけではありません。
でも天体からの影響を受けやすい人はこんなことが思い当たる人が多いのですね。
先人の経験則から統計学的に生み出された東洋の中医学と同じく、西洋の占星学も理論的に創り上げられてきた社会と個人に役立つ航海図なのです。
満月は吐き出して解毒を始めるタイミング
ところで、満月が心と体と魂に作用するメカニズムをメタファー(比喩・たとえ)で表すと、呼吸の「吸う」と同じ状態です。
新月からのおよを2週間をかけて心と体にエネルギーを満タンに吸収しきって、パンパンに膨れ上がっているのですね。
ですから満月は逆に次の新月に向かって、今度はエネルギーを使い終わって体にため込んだ老廃物を「吐く」を始めるタイミング。
月の満ち欠けの短期サイクルで捉えると、この約2週間に心や体にいろいろなモノやコトを十分に吸収して、老廃物まで溜め込んでしまっている感覚です。
星読み薬膳ライフでは、食事・運動・休養の健康三本柱をうまく組み合わせて、満月からのデトックスに備えます。
薬膳ライフの源は中医学を生んだ中国古代哲学なのですが、その哲学では人体の「小宇宙」を取り囲む自然環境を「大宇宙」と捉えます。
大宇宙の呼吸に合わせて小宇宙も暮らすことで、心と体の調和が保たれ健康でいられると考えてきました。
東洋の中医学に大きな影響を及ぼしているこの宇宙観が、西洋占星学に通ずるところが多いのはとても興味深いです。
統合医学を生んだホリスティック(全体は一部・一部は全体)というワンネスの考え方とも同じ。
地球上に住むわれわれ人間はすべて自然界から創られた生物であり、根っこは同じ一つ。
洋の東西を問わず思想哲学は表現が違っても、同じことを指していると気づくことはとても多いです。
星読み薬膳レシピ開発講座で紹介しているバランス薬膳という考え方
ではこうした天体からの呼びかけを聴きながら、♎天秤座満月を星読み薬膳ライフに生かすには、食の面からどう養生したらよいのでしょう。
今回はちょうど4日後に「星読み薬膳レシピ開発講座」を控えているので、その中でご紹介する「新ごぼうと生姜のハンバーグと桜の塩キャベツ」プレートを一例に挙げてみます。
春の解毒シーズンは冬の間に溜め込んだ老廃物を体の外に出す時期とも重なります。
その一方で芽吹きの春は人体も木々と同じように、内側に貯えている滋養をたくさん使って心も体も伸び伸びと成長していく時節でもあります。
だから解毒を主体としながらも、必要な栄養はきちんと補給しないと体内の養分が足りなくなって枯渇しやすくなります。
そこで、満月の後の解毒に腸管から余計な老廃物を取り出す薬膳素材の新ごぼうを活用。
体表から発散系の辛味で水毒を飛ばすために生姜を組み合わせました。
滋養補給には気(生体エネルギー)や血(けつ・体を滋養している赤い液体)を生み出す牛豚を使っています。
新たに取り入れた食材から老廃物を体の中に溜め込まないように、代謝の促進には新キャベツを季節感たっぷりな桜花の塩漬けで蒸し煮で大きく切って豪快に盛り合わせ。
春の香りで全身に気を巡らせるグリーンピースご飯で楽しむことにしました。
もし解毒のみに注力してあまり滋養補給をせずにダイエットを心がけたい場合は、「ごぼうのポタージュ」や「たたきごぼうのヨーグルト和え」など、お肉の代わりにごぼうと豆乳やヨーグルトを合わせてベジタリアン薬膳にアレンジするのも一考です。
こうした薬膳レシピ開発の神髄を天体からの呼びかけに合わせてご紹介するのが、星読み薬膳レシピ開発講座。
2022年は毎月第3木曜日11:00からZOOMオンライン・録画視聴・教室通学の3つの方法で行っています。
お申し込みの詳細は
こんな風に星読み薬膳ライフコーチは、ビジネスやプライベートの目標設定や食事療法などに天体からのメッセージや特に影響の強い月のパワーの恩恵をいただいて暮らしています。
自分の状況や社会の動きを把握できるようになったおかげで、人生航海がとてもスムーズになりました。
まとめ 【天秤座満月の薬膳ライフ】人間関係も薬膳もバランスを整えて健やかに
今回のご案内は【天秤満月の薬膳ライフ】人間関係も薬膳もバランスを整えて健やかに。でした。
天体の位置を示す天体図、ホロスコープにはとても多くの呼びかけが含まれています。
月と太陽と地球の位置関係が引き起こす満月が起こるメカニズムを解説。
そのうえで、ホロスコープに示されている記号や星座のサインの基本的な意味をご紹介しました。
月が天秤座の位置にあるときに社会全体が受けやすい全体の調和への内なる欲求や、それと真逆に外向きな太陽は個人の意思を出して行動をしたい牡羊座にあるので、自分の中で何をすべきか葛藤しやすいこと。
そんな中でも個性を大切に全体との調和をうまく図る努力をすることで、人間関係で今試練を迎えていても、自分を変えることで乗り越え成長できるチャンスだよと天体が告げています。
その中から、今回は天秤座満月に社会の人々が影響を受けやすい、人間関係を見直したくなる月の社会心理学的な一面をご紹介しました。
そして、春の天秤座満月前後のバランス薬膳に「星読み薬膳レシピ開発講座」の中から「新ごぼうと生姜のハンバーグと桜の塩キャベツ」プレートの調理例をご紹介しました。
わたくし達、特に大人女性の世代は、自然界の法則を知っておけば新月・満月が交互に訪れるたび繰り返し受けやすい試練も後押しも、自分の味方につけられます。
シニア世代を目前に人生計画や日々の生活で直面する色々な出来事にどう対応したらいいのか、人生航海のガイドラインがなくて悩んでいる薬膳のプロの皆さんは少なくありません。
ですから中医薬膳学と占星学を掛け合わせた星読み薬膳ライフが、これから、わたくしのような薬膳の専門家を目指す皆さんのお役に立てば幸いです。
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ご希望のトピックがない場合は健康のトピックにフォーカス。
ご希望に応じて健やかな薬膳ライフのアドバイスをさせていただきます。
※出生図ホロスコープ鑑定書つき。
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セッションでお会いするのを楽しみにいたしております。薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃー♪
ホロスコープ出典:ARI占星学総合研究所スタナビ
参考文献:
須崎桂子『薬膳生活レシピ開発BOOK Vol.4 春の季節薬膳』
岡本祥子『「月のリズム」で夢を叶えるムーンマジック』
フランク・クリフォードホロスコープを読む7つのメソッド