こんにちは。貴女の潜在的なレシピ開発力をひきだす薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです。
今日は午前中の【前期】薬膳基礎コース「理論レッスン」がリスケジュールになったので、スポーツクラブのスタジオレッスンの40分間「パワーヨガ(HOT)」に参加しました。
さきおとといの春分の日の祝日もほぼ同じ「パワーヨガ」のプログラムをこなしたばかりなのですが、今日はとても疲れを感じました。
スポーツとして行うパワーヨガは筋トレの要素が強く、「運動した!」という充実感があります。
でも週末あたりからちょっと、筋肉の運動を頑張り過ぎてしまったかもしれません。
自分が出し手となって薬膳ライフヨガをお伝えするときと、スポーツジムのスタジオレッスンで体を鍛えたいと思って受け手となってパワーヨガに参加するときは、マインドの状態や目的が違います。
出し手となるときには積極的に伝えると同時に受け手の生徒さまの心と体と魂の状態に気を配る「陽」の状態。
受け手となるときにはインストラクターさんのお導きや肌で感じる気を受け取る「陰」の状態。
どちらの場合も、ヨガを行う神聖な刹那(仏教用語でいう磨滅する瞬間瞬間)を大切に味わうようにしています、
「ナチュラル薬膳生活」の食事・運動・休養の要素のうち、ヨガは体だけでなく心の状態にも大変大きく影響するので運動と休養のどちらにも役立っています。
薬膳の専門家を目指す大人女性に届ける【ナチュラル薬膳生活Ⓡ学び舎ブログ】
そこで今回は、以前も学び舎ブログに書いた薬膳ライフヨガのクラスの構想を4月から実現したいお話しです。
明日は「ヨガ講師養成講座」のヨガ実習最終日で卒業なので、これからは未来計画のひとつとして薬膳ライフヨガクラス開講にむけて行動して参ります。
「薬膳ライフヨガ」と「スポーツジムのスタジオレッスンのヨガ」
薬膳ライフヨガと、スポーツジムのスタジオレッスンのヨガ、どちらも心身の養生にとてもよいと感じているのでコロナ禍の間もずっと続けています。
海辺でヨガを楽しむ女性のイメージ写真を眺めながら、天から降りてきている「インド思想哲学」と「中医薬膳学」の融合でクラスを4月から行っているビジョン。
現状を超えたゴールのひとつ「薬膳ライフヨガ」として温めています。
ヨガのインド思想哲学と薬膳の中国古代哲学のお話しを聞いたり、実際にヨガや気功体操を体を動かして行ったり、心・体・魂を、浄化&滋養する食事を摂る。
欲張りだけれど、これらを全部いっぺんに興味のある大人女性達に伝えたい。そして一緒にエンジョイしたい。
そんな思いがあるからです。
一方、これまで受け手として楽しんできたのが、「スポーツジムのスタジオレッスンのヨガ」。
インストラクターさんによって、レッスンのカラーはそれぞれ個性的で、またそれがよいのですよね^^
スポーツジムだと、ヨガだけをやりに来ると言うより、心と体の健康のために運動をしたい若者からお年寄りまで幅広い人たちが集まっています。
だから、あまりヨガの教義に没入し過ぎずに、体を鍛えられるのもいい。
セッション時間も1時間以内でサクサク受けられるし、大手のスポーツジムならスパもあるからお風呂も済ませて帰れるのが気に入っています。
それに、運動にも陰陽バランスがあります。
遅筋も速筋もどちらも上手にメンテしたいから、あまり運動神経がいいほうではありませんが、簡単なエアロも毎週楽しんでいます。
だからヨガもいろいろな種類があるので、どれがいいとかひとつのやり方に執着するつもりはありません。
これからコンテンツを固めるために、自分の中で薬膳ライフヨガとスポーツジムのスタジオレッスンのヨガの特徴をちょっと整理してみました。
★【薬膳ライフヨガ】【ジムで楽しむヨガ】
薬膳ライフヨガ
◎定義 ナチュラル薬膳生活Ⓡのヨガ
・考案者 薬膳ライフコーチ須崎桂子
・心の要素 インド思想哲学・中国古代哲学・瞑想法・心理学
・体の要素 ハタヨガ・気功体操・太極拳・呼吸法
・飲食 実習で薬膳粥と薬膳茶
ジムで楽しむヨガ
◎定義 スポーツジムでスタジオレッスンで受けるヨガ
・考案者 各スポーツジムの企画者
・心の要素 各インストラクターさんのお話し
・体の要素 運動・呼吸法・筋トレ・ストレッチ
・飲食 各自が持参する飲み物・ジムのお水
実践を通じて改善しながらクラスを固めていきたいと思うので、楽しみにしていてくださいね。
【薬膳ライフヨガ】に取り入れたいインド思想哲学と心理学
構想中の「薬膳ライフヨガ」クラスの構想の根っこにあるのは、肉体を使うポーズ自体ではなく、インド思想哲学と心理学も取り入れて、心と体のバランスを総合的に調和させて「陰陽ホメオスタシスのネットワークシステム」をベストの状態に保つこと。
「陰陽ホメオスタシスのネットワークシステム」は、ナチュラル薬膳生活が用いている表現で、安定した心身の理想的なバランス状態のことです。
心の緊張とリラックスの状態は、陰陽バランスのように双方向で、「自律神経系」「免疫系」「内分泌系」に影響するという人体の生理学の考え方です。
例えば総体的に見て、このシステムのどこか一部分が失調してしまうと、一見関係なさそうな心や体のどこかに影響が出そうなことが見て取れることでしょう。
心のカゼで落ち込み過ぎて内分泌系に影響すれば、女性の生理が不順になることだってあります。
先にも書いたように、ヨガはナチュラル薬膳生活のライフスタイル医学の暮らし方の中で、運動と休養のどちらにも役立ちます。
慌ただしい現代社会はストレスが多いので、心因性の要因で体に不調をきたす人が少なくありません。
心が極端に緊張しすぎて陽の状態があまりに高ぶっているなら、「陰」の方向に降ろして休養させてあげるのがいいですね。
陰と陽がちょうどいい塩梅になると心も体も整うからです。
ヨガを生んだインド思想哲学は、大宇宙をひとつと観る世界観で心にも体にも同時にアプローチします。
心理学は仮説をもとに科学的な検証を通じて、生理心理学や社会心理学など幅広い分野で人間の心を扱う学問です。
ヨガと心理学はデリケートな心の状態を理論と実践で整えるのにとても役立ちます。
ヨガの肉体を使うポーズや呼吸法や、自然に笑顔になる心理療法を取り入れるとイライラがしずまったり、カゼを引きにくくなったりする人もいるほどです。
薬膳ライフコーチは心理学を仏教系の武蔵野大学の通信教育学部で薬膳の仕事をしながら2016年に修めました。
その学びをこれまで薬膳カリキュラム作りに役立てて来たのですが、今回はインド思想を含むヨガクラスの構築にも役立っています。
明日修了する愛と献身の「バクティヨガ」を大切にしている「バクティヨガセンターハレーハレー」のakkoさんから1年かけて学んだ「ヨガ講師養成講座」の座学には、インド思想哲学とともに心理学も含まれていたのでとても分かりやすかったです。
ヨガのポーズを人に教えるための実技だけではなく、心と魂のことも誤解のないように人々に伝える術を多面的に教えてもらったのですね。
ヨガと言うとものすごく柔軟性を求められたり、アクロバティックなポーズをさせられると思っている人たちが一般に多いと思います。
でも本来は心・体・魂が健やかであるために行う営みであることを、バクティヨガのマインドで伝えられるようになりました。
スポーツジムのスタジオレッスンのヨガは、運動が目的で施設を使う一般のさまざまなお客さま向けなので、ヨガの背景にあるヨガ・スートラなど様々な経典のことや、心に安らぎをもたらす呼吸法などをじっくり学ぶことはできません。
こうしたことから、昨年からバクティヨガセンターで専門家となるためのヨガを学んだというわけです。
だから、薬膳ライフヨガでは凝ったポーズをしたり筋トレを目的としたクラスではなく、食を中心としたナチュラル薬膳生活の中に取り入れやすい心・体・魂を整えるセッションをしていきたいと思っています。
明日はいよいよこうしたヨガ精神を学ばせて頂いた「ヨガ講師養成講座」の卒業式。
その様子はまた後日ご紹介したいと思います。
まとめ【薬膳ライフヨガ】インド思想哲学と中医薬膳学の融合でクラスを。
今回は昨年から温めている「薬膳ライフヨガ」クラスの開講プランについて、ご紹介しました。
薬膳の食事療法にプラスして東洋伝統医学の思想のことをハートで学び、体も無理なく動かすことで、心・体・魂を上手にメンテナンスしたい大人女性の皆さんとこれから一緒に楽しみたいと思っています。
詳細はまた学び舎ブログでアップしていきますので、ご興味がございましたらぜひご参加くださいね。
薬膳ライフコーチ 須崎桂子けいてぃー♪